ひろぎんホールディングス(7337)の株主優待が届きました

広島銀行を中核とする金融持株会社、ひろぎんホールディングスより株主優待が届いたため、内容など書いていきます。
優待内容

100株以上を保有でクオカードが貰えます。保有株数に応じてクオカードの金額も上がり、1,000株以上保有ではカタログギフトも追加されます。
自分はコスパ重視の100株保有で、500円分貰いました。
他に美術館の招待券、スポーツ観戦チケットの抽選券などもありますが、実用性が低いため割愛します。
ひろぎんホールディングスの株を買った理由
持株会社として2020年に設立、上場し、当初は100株保有で2,500円相当のカタログギフトが貰え、株価も600円前後と安く、総合利回りが良い感じだったため購入しました。
その後1年ほどで優待改悪、100株保有で500円分のクオカードに変更となりました。額面では5分の1となり、かなりの改悪と言えるでしょう。
完全に優待に釣られてしまいましたが、同じタイミングで配当金は増配していたため、そこまで気にすることはありませんでした。
現在のひろぎんホールディングス株についての所感
現時点で株価1,163円、配当利回り4.64%、100株保有とした場合の優待利回り0.43%。総合利回りは5%を超えており、近年の利上げなどによる銀行株高騰の中では思っていたより遥かに高い利回りでした。
改めて調べてみると、上場当初の1株配当12円から40円以上も増配し、現在54円となっていますね。
業績も過去最高益を更新しており、配当性向も健全な範囲で、単純に利益が増えた分を株主に還元してくれていますね。ここまで来ると、優待を廃止して郵送費や手続きの手間分もまとめて配当金に上乗せして欲しいぐらいです笑。
会社勤めで給料を4~5倍に増やすとなると役員にならない限り厳しいと思いますし、改めて増配の力を感じますね。まさにr>gの法則を体現しています。
銀行株は基本的に三井住友FGと三菱UFJFGのメガバンク2社を買っておけば良いというスタンスですが、地銀でもこのぐらいの内容なら100株程度買うのは悪くないかもしれません。
まとめ
投資経験がそれなりにある方はご存じだと思いますが、銀行のような信用を売りにした企業、知名度のある大企業などでも、優待導入後早期に改悪などは割とある話です。
改悪には様々な事情があるのでしょうが、改悪を早期に通達する、その分増配するなどその後の対応で信用が問われると思っています。
あくまで優待はおまけ程度と考え、事業内容、業績、配当など総合的に判断して投資しましょう。
実際に優待に釣られていた時期がある自分だからこそ断言します!