タッチタイピング(ブラインドタッチ)のすすめ

パソコンを使う上で欠かせないのがキーボードを操作しての文字入力。その際にキーボードを見ずに文字を打つタッチタイピング(ブラインドタッチ)について書いていきます。
※基本的にまだタッチタイピングを取得していない方に向けての記事になります。
タッチタイピングについて
仕事や副業でパソコンを使っている人はそれなりにいると思いますが、その際タッチタイピングを取得することで作業効率、速度が格段に上がります。
普通に考えると当たり前のことですが、自分がこれまで所属した会社でタッチタイピングを取得している人はほとんどいませんでした。業界柄というのもあるかもしれませんが…。
タッチタイピングの取得は難関資格、外国語の取得などに比べて遥かに簡単で、自転車の乗り方のように体(指)が覚えるため、一度取得すると一生物の財産になります。
実際に自分はキーボードに触る時間が減った時期があり、入力速度は落ちたかもしれませんが、タッチタイピング自体は指が覚えていました。
速度は程々でもタッチタイピングができるというだけで作業効率はかなり上がり、パソコンを使う時間が長い人にとっては費用対効果が高いスキルとも言えます。
スマホ、タブレットが普及し、AIが発達した現在でも、やはり実務ではパソコンを使用する方がまだまだ作業効率が高く、今後しばらくは変わらないと思うため、今からでも取得する価値はあると思います。
自分がタッチタイピングを取得するまで
中学、高校時代、学校にパソコンは導入されていましたが、タッチタイピングなどの授業は無く、たまに使用する際はひらがな入力など好き勝手に文字を打っていました。
自分の世代は大学進学などを機にパソコンを購入する人が多かった気がしますが、自分はやや遅れて20歳過ぎに初めてパソコンを購入しました。それまでmixiの日記はガラケーで書いていましたね笑。
20歳頃にパソコン好きの友人ができたのがきっかけで、パソコン購入もお願いし、空のデスクトップパソコンにWindowsのOSを入れてもらいました。
その友人からは色々教わりましたが、特にタッチタイピングで文字を打っている姿が印象的で、自分も取得してみたいという憧れが生まれました。形から入るタイプなので笑。
そうしてタッチタイピングソフトを購入して毎日練習し、一か月程度で基本は習得できたと思います。
その後はパソコン中心の生活になったり、オンラインゲームのドラクエ10にハマったりでキーボードを使用する時間が増え、それに比例して入力速度、精度も上がっていきました。
当時はコミュニケーションツールの過渡期で音声通話よりチャットが主流の場合が多く、自分もドラクエ10のフレンドとは全てチャットでコミュニケーションを取っていましたね。
タッチタイピングを取得するコツ
使用する教材
自分が取得した際はソフトを購入しパソコンにインストールしていましたが、現在は分かりやすい無料のサイトがたくさんあり、それらを利用するのがおすすめです。
現在主流なサイトだと
あたりでしょうか。他に寿司打ちはゲーセン仲間とよく勝負していた思い出のサイトですが、これはどちらかと言うと取得した後のアウトプット用です。
まず取得する場合、上記2つのように画面にキーボードが表示されて、押すべきキーや指の表示まであるサイトの方が感覚を掴めると思います。
実際に試してみましたが、プレイグラムタイピングは基礎から体系立てて学べ、サイトデザインもすっきりしていて自分はこちらの方が好みでした。
キーの配置とそれを押す指を覚える
左右の人差し指をホームポジションであるFとJのキーに配置し、左手小指…A、左手薬指…S、左手中指…D、右手小指…;、右手薬指…L、右手中指…K、に配置するのが基本です。
親指はスペースキーの上に軽く乗せるのが基本ですが、自分は左手親指…スペースキー、右手親指…スペースキー右の変換キー、にしています。スペースキーにどちらの親指、もしくは両親指を配置するかは好みで良いです。
この基本配置で指毎に対応するキーを押していくのが、これまでの歴史上で先人達が導き出した最適解で、ほとんどの人に当てはまると思っています。
基本的にはある一定以上の速度になると、我流ではこの最適解配置の速度に勝つことはできません。
手の大きさ、指の長さなどで極一部例外に当てはまる人はいるかもしれませんが、我流で早い人も最適解配置のタッチタイピングを取得すればさらに早くなることが多いはずです。
遅くてもキーボードを見ずにタイピングする
タッチタイピングは速度より精度の方が大切で、遅くてもキーボードを見ずにタイピングし続け、キーの配置と押す指を意識して覚えることが上達に繋がります。
その場合に上記記載したような押すべきキーや指の表示まであるサイトが非常に役立ちます。
この意識というのが本当に大切で、キーボードを見ながら我流で何も考えずに数十年タイピングし続けるより、意識を持って短期間学ぶ方が遥かに上達するはずです。
まとめ
スマホが普及した現代、プライベートではパソコンよりスマホを触る時間が圧倒的に長いという人がほとんどで、タッチタイピングは自発的に学ばないと身に付きにくいスキルかもしれません。
タッチタイピングは費用対効果が非常に高いスキルで、早い時期に取得するほどさらにその効果は高まります。
社会人にとっては、学生時代を終えてから何か新しいことを学ぶという貴重な体験にもなりますし、取得していない方にはぜひともおすすめしたいスキルです。
荒療治ですが、いきなり無刻印モデルのキーボードを使用するのもスキルを高める一つの手段かもしれません笑。

実際のところ、無刻印モデルのキーボードを購入し他の物を処分すれば嫌でも取得せざるを得ないため、自分を追い込む、覚悟を決めるという意味では割とアリだとも思っています。
また、タッチタイピングと合わせて、多機能マウスを導入してショートカットキーをボタンに割り振るのも作業効率が上がっておすすめです。
