日帰り登山装備の紹介(2025年夏山)

最近の自分の日帰り登山装備(持ち物)を紹介します。
以前もブログ記事にしていましたが、登山に行く回数が増えたことに伴い、変更、最適化した部分もそれなりにあります。

バックパック
ハイパーライトマウンテンギア デイブレイク

容量17L、重量580g。
前回から変わらず日帰り登山で愛用し続けています。ホワイトで汚れは目立ちますが気にせずラフに扱い、たまにお風呂場でボディソープを使って丸洗いしています。

ショルダーハーネスにはハイパーライトマウンテンギアのボトルポケット、ショルダーポケット、モンベルのサーモコンパスを取り付けています。
レインウェア
ノースフェイス ストライクトレイルジャケット&パンツ

以前はゴアテックス3層の上下を年中使用していましたが、天候を選んで行く日帰り登山ではレインウェアの使用機会がほとんど無く、オーバースペック気味でもあったため、別途軽量なストライクトレイル上下を購入。
自社開発素材の3層で、薄手の割にそれなりの耐水圧を備えています。
- 春~秋の日帰り登山、夏のテント泊登山→ストライクトレイル上下
- 春~秋のテント泊登山、冬の日帰り&テント泊登山→ゴアテックス3層上下
で使い分けする予定です。

重量も上下合わせて490g→250gの軽量化となり、ハイパーライトマウンテンギアのスタッフサック3Lに上下丸めてゆったり目に収納しています。
ウィンドシェル
パタゴニア フーディニジャケット

ストライクトレイルジャケットをウィンドシェルしても兼用できるため、必要という訳ではないのですが、重量105g程度と軽量でレインウェアより遥かにラフに使えるのが魅力で、日帰り登山ではバッグパックに入れています。
フーディニのみでも多少の雨なら対応可能で、天気を選んで行く難易度低めの日帰り登山では、レインウェアを持たずに登ることもあります。当然推奨はしませんが…。

胸ポケットに詰めて収納可能ですが、シワになりすぎるためフードの中にふんわり丸めてバックパックに入れています。
トレッキングポール
モンベル アルパインフォールディングポール
長さ調整箇所が1箇所のみと組み立てが楽で、半円形のバスケットで収納時もコンパクトになります。強度もありスノーバスケット(別売)も取り付け可能。
以前は日帰り登山でポールを使わないことも多かったですが、疲労軽減して登れる回数を増やすため、最近は必ず使っています。
小物類①

以前はハイパーライトマウンテンギアのバイスバーサに収納していましたが、より軽量な同ブランドのジッピー2Lに変更しました。
中身を左から順に書いていきます。
モンベル O.D.ロールペーパー
水溶性でコンパクトなロールペーパー。
ミゾー モグ
ケース付きの小型チタン製スコップ。上記ロールペーパーと合わせて緊急時に。
モンベル リチャージャブル パワーヘッドランプ
以前はレッドレンザーのMH5を使っていましたが、充電端子が専用マグネットだったためType-C端子のものに変更。
重量86g、軽量さとバッテリー容量のバランスを考えて選びました。
同じモンベルのクラッシャブル ランタンシェードに入れています。
ファーストエイドキット
バンドエイド、ポイズンリムーバー、テーピング、ストッパなどの救急用品の他、リペア関係の小物をハイパーライトマウンテンギアのスタッフサック2Lグリーンに収納しています。
内容は以前から変わっていませんが、ここ数か月でマダニに2回刺されポイズンリムーバーが役立ち、合わせてマダニ取りの必要性も感じたため、こちらは今後購入する予定です。

ファーストエイドキットもまとめてジッピーに入れています。ジッピーは本当に使いやすく、キャンプ、テント泊登山用にもサイズ違いで複数買いました。
小物類②

ジッピー以外の場所に収納する小物類、こちらも左から順に書いていきます。
アンカー Nano Power Bank
容量5,000mAh、軽量コンパクトでケーブルの無いモバイルバッテリー。
気に入ってリピ買いし、気付けば3個に笑。日帰り登山に持っていくのは1つですが、テント泊登山時は3個持っていきます。
こちらを複数持つのと大容量のもの1つを持つのとで、容量辺りの重量はそこまで変わらず、複数あった方が色々便利だと感じます。
モンベル トレッキングベル サイレント
消音モードにできる熊鈴。
以前から持っていましたが、人の少ない平日に熊の目撃情報のある山を登る機会が増えたため、単体でバックパック外ポケットに入れています。
カールホーネック 熊よけスプレー
上記の通り、平日に熊の目撃情報のある山を登る機会が増えたため、新たに購入。
他の熊よけスプレーに比べて噴射距離が短めですが、その分軽量コンパクトで持っていくのが億劫にならないと思い選びました。価格も比較的安めですし…。
県境の山で柔らかめの熊のフンを見かけたり、すれ違った登山者から熊を見た話を聞いたりはしましたが、今のところ自分は遭遇していません…。
ティッシュ
ちょっと使いたいときにロールペーパーを出すのが面倒で、別途コンパクトなものをバックパックの外ポケットに入れるようにしました。

モバイルバッテリー、熊よけスプレーはショルダーポケット外側に常時入れています。
水筒
クノック ヴェシカ 1L 口径42mm
容量1L、口径42mmのソフトボトル。
口径42mmタイプは取り扱っている店が極端に少なく、ムーンライトギアさんのオンラインショップで購入しました。
市販ペットボトルの28mmに比べメンテナンスが楽で、夏場はこちら2本+お守りで凍らせた500mlで計2.5Lの水を持っていきます。
行動食
以前はフルーツグラノーラ&ドライフルーツミックスばかりでしたが、最近はおにぎりとプロテインの他、まんじゅう、どらやきなど脂質低めの和菓子が多いです。
遠出する日帰り登山では下山後外食することも多く、必然的に摂取する脂質が多くなってしまうため、行動中は脂質を少な目に調整しました。
プロテインバーも色々試して優秀ではありますが、脂質もそれなりにあり、日帰り登山でのタンパク質接種はプロテインに頼っています。
シェイカーと共に2食分持っていき、そのうち1食は登山口に向かう途中の車で飲んでいます。
その他、水分摂取時に合わせて塩分補給用のタブレットも食べています。
余談ですが、一時期行動食をプロテインのみにしていたところ、シャリバテで慢性的な疲労、筋肉痛になってしまい、糖質の大切さを身を持って知りました笑。
現在は登山前、後まで含めて適度な糖質補給を心掛けています。
まとめ
日帰り登山装備を軽量にすると疲労も減り、歩ける距離、回数も増えると思いますが、一方で久々にテント泊登山で重い装備を背負ったとき辛くなるのでは…と思うこともあります。
余裕のある日帰り登山時はあえて重い装備で登るなど、工夫するのも良いかもしれません。
日焼け止め、虫よけは車に積んでいるものを出発時に塗り、バックパックには入れません。虫よけは汗で成分が口や目に入るのが嫌で、よほどの低山で無い限り使うのを止めましたが。