【日本百名山】鳥海山(2025年8月)

友人と2人での山形遠征、2日目は鳥海山に登りました。
登山前
友人の実家に泊めてもらい、朝4時起きで準備をして出発。
途中コンビニで朝食を買いつつ車で走ると鳥海山が見えてきますが、とにかく横に長い…!太平洋まで続く巨大な城壁のようです。
登る前から圧倒されつつ、鳥海ブルーラインを登り7:40頃に鉾立登山口駐車場に到着。この日は平日でしたが、好天気ということもありかなり混雑していました。

駐車場の時点で既に景色が良く、観光施設、宿泊できる山荘などもあり、登山せずにドライブのみで訪れる人もいそうです。
登山内容

8:01 鉾立登山口より登山開始。


少し登ると展望スペースがあり、ドライブ時のランチなどにも良さそうです。


樹林帯が無く、常に景色を見ながら登れるのは嬉しい!


時々振り返り、日本海も見ながら登っていきます。

9:13 御浜神社、御浜小屋に到着。
トイレがあり、小屋で飲み物を買うこともできます。

広めの岩場もあり、座ってこれを見ながら休憩してください、と言わんばかりに鳥海湖が佇んでいます。
ここで下山しても、それなりに満足度の高い登山になってしまうレベルです。



ですがここで終わるはずもなく、休憩後は再び登ります。

9:36 扇子森に到着。

鳥海山山頂が見え、ここから第2ステージ開始といった感じでしょうか。



10:09 千蛇谷、外輪山の分岐に到着。
登りは千蛇谷、下りは外輪山からの予定で、左の千蛇谷方面に進みます。


この時期でも雪渓の残っている箇所があり、慎重に渡ります。



雪渓を渡った後は山頂まで傾斜大きめの登りが続き、頑張りどころです。


岩だけ見てると疲れるため、時々振り返って景色を見ながら登ります。
左手の外輪山の方から大き目の落石が見えたのはびっくりしましたが…人に当たらなくて本当に良かったです。


11:14 御室小屋、鳥海山大物忌神社に到着。
ブログ記事作成時点では期間終了していますが、有料で小屋に宿泊することもできます。
食事休憩は山頂でのお楽しみということで、このまま山頂に登ります。


小屋から山頂までは積み重なった岩場で、傾斜もそれなりにあり、トレッキングポールをしまい手で岩を掴みながら登ります。

11:25 鳥海山(新山)山頂に到着。
山頂のことを新山と呼ぶようです。


岩、海、空…これまで登ったどの山とも違う絶景に圧倒されました!

山頂部は狭く写真撮影で込み合うため、付近の岩に移動して日本海側の景色を見ながら食事休憩。
小屋泊なら日没ギリギリまでいたかった…!

惜しみながらも御室小屋まで戻り、奥にある七高山にも登ります。



12:37 七高山に到着。

その先には見晴らしの良い展望ポイントもあります。先端に立つのは少し怖いですが…。

この後は写真に見える外輪山の稜線を歩いて下山します。

稜線から見る御室小屋、鳥海山大物忌神社。


13:05 行者岳に到着。

13:14 伏拝岳に到着。

13:31 文珠岳に到着。
午後になると鳥海山山頂のあたりはガスに覆われていましたが、外輪山の方は比較的少なく、景色を見ながら稜線歩きを楽しめました。日本海に向かう稜線というのも新鮮!
そうして千蛇谷、外輪山の分岐に到着し、そこから登りと同じ道を下山しました。
15:23 鉾立登山口駐車場に戻って登山終了。
疲れましたが、それ以上に充実感、満足感の方が大きかったです!
下山後
鳥海ブルーラインを下ったところから近い、鳥海温泉保養センターあぽん西浜(入浴料大人400円)にて入浴。
入浴後はラーメンかそばでも食べようと思いましたが、調べた店はみな営業時間内に間に合わず、結局天童に戻っていつものビッグボーイ…!糖質、タンパク質、野菜を補給しました。
その後友人と別れて自宅に戻り、1泊2日の山形遠征終了!
まとめ
山、岩、花、湖、空、海、稜線…本当にたくさんの魅力があり、景色も良く、最初から最後まで飽きることなく楽しめました!
鳥海山は東北の中でも一番登りたい山だったので、今回晴天の日に登れたのは非常に良い思い出になりました。
花や紅葉の見頃など、違う時期にもまた登りたいですね!