キャンプ

キャンプを楽にするためのコツ13選

sachikotan

キャンプは家で過ごすのと違い、都度準備、設営、撤収、片付けが必要となり、ここに時間を掛け過ぎると行くのが億劫になり、楽しむための時間も減ってしまいます。

かつでは自分もそういう時期がありました。

それらを短縮、最適化して楽をするために現在自分が考えていること、実践していることを書いていきます。

はじめに キャンプの目的

楽をするために、自分にとってのキャンプで優先したい目的を決めています。

限られた時間の中であれもこれもやりたい…というのは難しく、ある程度目的を決め、それを行うために優先度の低いことを省いており、その方が結果的にキャンプの満足度も上がると思っています。

自分の場合は自然の中でだらだら過ごす、夜に焚火の炎を眺める、誰かと一緒の場合はお酒を飲みながら話す、などが優先したい目的で、それ以外のことには極力時間を使いたくありません。

そのためキャンプ飯を作る、様々なギアを並べて快適な空間を作る、広いテント内で寝る、前日から時間を掛けて準備をする、などは自分にとって優先順位が低く、目的に専念するため意図的に省くことが多いです。

人によって目的も違うため、今回はあくまで自分の場合についての内容となります。

①物を減らす

自分はロースタイルでのキャンプがメインのため、必然的に道具も軽量コンパクトになり、物の容量も減っています。設営場所と車の往復が多いと時間が掛かり疲れるため、薪、食料も含めて徒歩で1回で運べる量としています。

ただ、軽量コンパクトな分組み立てが必要な物もあり、手間は割と掛かりますが。

設営はテント組み立て15分、その他ギア組み立て10分、エアマットを使用する場合はさらに空気入れ5分の計30分程度を目標にしています。

その他毎回持っていって結局使わない物、使用機会が少なく他で代用できる物などを省く、使っている道具を定期的に見直し厳選、最適化することは心掛けています。

②持っていく物を決めて準備しておく

キャンプ時の持ち物とそれを入れるバッグ、コンテナなど予め決めておき、可能な物は事前に入れています。

事前に入れない物は圧縮したまま保管したくない寝袋や保温着、賞味期限が短い、要冷蔵、用冷凍の食材などです。それ以外を事前に入れておくことで準備の手間が大幅に減りました。

その際は寝具、焚火用品、調理器具…などある程度カテゴリ毎に小分けして収納し、入れる場所も決めておくことで忘れ物も減り、道具を出すのもスムーズになります。

③消耗品は帰宅後に補充する

ペーパーティッシュ、ウェットティッシュ、ビニール袋、ガス缶、使い捨てコンタクトレンズ、薪、着火剤などの消耗品は帰宅後の片付け時に確認、必要に応じて補充しています。

さらに車にも常時予備を積んでおくことで、最悪切れてもウォーキングがてら車に取りに行けば済むため、補充するか微妙な場合も迷いません。明らかに足りない場合は入れ替えますし、微妙な場合も大抵はどうにかなるものですが。

※夏の車内にガス缶積みっぱなしは大変危険なため要注意です。

モバイルバッテリーやゴールゼロも忘れないよう帰宅後すぐに充電し、完了後は収納内に戻しておきます。

④凝ったキャンプ飯を作らない

当たり前ですが自宅のキッチンと比べ不自由が多く、自分はめんどくさいの方が勝ってしまいました。

炭火で食材を焼くのすら片付けがめんどくさくなり、現在はクッカー1つ煮込むだけのスープパスタやレトルトにしています。

近年はレトルト、フリーズドライ製品のクオリティも上がっており、いかに楽をするかを模索しています。セブンの金の○○シリーズなどそこら辺の店より美味しいですし、キャンプでは必ずキャンプ飯を作らなければならないなんてルールもありません。

同様にコーヒーについても、自宅での電動ミル、電気ケトルを使ったドリップが快適すぎて、キャンプでのドリップを辞めました。アウトドア用のコーヒーセットも揃えてましたが…笑。現在は友人のマネをして専らティーバッグの紅茶です。

⑤常温保存できる食材を活用する

冷蔵、冷凍のレトルトは気温が高い時期に余らせるとめんどうで、常温保存できる食品を多めに入れておくようにしています。

余っても持ち越せて、収納に入れたままにしておけるため楽です。買い出しの手間も減り、空腹の心配もしなくて済みます。

⑥食料をコンビニで買う

お酒と常温のレトルトは普段の買い物の際に買っておき、当日の買い出しはキャンプ場に向かう途中のコンビニで冷蔵のレトルト、サラダチキンなどを買う程度にすることが多いです。

タンパク質を含み、脂質、糖質少な目の食材探しであえてスーパーで買い出しすることもありますが、店内が広く買い物に時間が掛かることが多くコンビニの方が気楽です。

キャンプ場に向かう途中、どこかしらの道路沿いにはあるため、慣れない土地でもわざわざ探す必要がありません。

⑦薪は持参する

キャンプ場によって販売の有無、販売していても価格、種類、品質のばらつきが大きく、必ず持参するようにしています。

焚火は自分が優先したい目的の1つであり、ここがグダグダになるとキャンプの満足度も大きく下がるため大事なポイントです。

色々試していますがカインズの広葉樹薪に落ち着きそうです。事前に買いだめしておき、帰宅後薪バッグに補充しています。

⑧気温を測る

キャンプ時、特に就寝時の気温を測り、気温毎に自分に必要な防寒着、就寝具を知ることで余分な持ち物を減らしています。

このあたりは余分に持っていき嵩張って荷物になることも多く、かといって不足して寒さに震えるのはそのキャンプの満足度が大幅に下がってしまいます。

未だに模索中ではありますが、特にダウンシェラフを持っていく、いかないの判断ができると準備がかなり楽になります。

自分は車に車中泊用のインナーシーツなども積みっぱなしで、最悪どうにかなると思い結構攻めた装備を試したりもします笑。

⑨ダウン製品は極力使わない

ダウン製品は気軽に洗えず、湿気で保温力が落ちるためとにかく気を使います。高品質な物は価格も高いですしね。

自分は上下の保温着は化繊中綿の物を使用し、登山でも愛用しています。最近のアウトドアメーカーの化繊中綿はそれなりに保温性があり、濡れに強く洗濯できるため焚火の火の粉を除いてガンガン使えます。

寝袋についても色々試しましたが、現在のダウン寝袋は汎用性の高いモデル1つのみにしています。暖かい時期は化繊のインナーシーツとシェラフカバーのみで、厳冬期はインナーシーツとダウン寝袋を組み合わせます。

⑩寒さは極力服装で対応する

石油ストーブや電源の必要な暖房器具は手間が掛かるため、現在は使っていません。

上記項目にもありますが、アウトドアメーカーの高性能な化繊中綿、フリースのウェアを活用することで冬もそれなりに対応可能です。

外側に難燃ウェア上下を着ることで焚火の火の粉対策もでき、さらに難燃ブランケットも使用することで快適になります。

⑪翌日使わない物は寝る前に片づける

細かいことですが、クッカー、ランタンスタンドなど、翌日使わないものは就寝前に片づけておくと、朝露で濡れることもなく撤収が少し楽になります。

自分はゴミ袋も夜には縛ってしまい、翌日は新しい袋を使います。

⑫洗い物は家でする

キャンプ場での洗い物は水しか使えず、乾かすのに手間が掛かることがほとんどのため、自宅に持ち帰ってから洗っています。

現在使っているのはフライパン、シェラカップなど高さの無い物が多く、食洗器に入れることがほとんどです。

使用したペグについても、撤収の終盤で手が汚れないよう抜いた後はそのまま薪バッグに入れ、自宅のお湯で洗い流します。最近はその後の乾燥もめんどくさくなり、洗い流した後のペグも食洗器に入れています。

⑬ゴミは極力減らし持ち帰る

キャンプ場によってゴミ捨ての有無、条件が違い、逆に手間が掛かる気がして自分は家に持ち帰って捨てています。

飲み終えたお酒の缶は足で潰すとコンパクトになり、持ち帰るのも楽になります。

ちょっとしたゴミは焚火で燃やしたりもしますし、焚火後の灰も完全に消えていればゴミ袋に入れられます。

まとめ

色々書きましたがあくまでの自分の場合の内容で、人によってスタイル、目的も違い、それぞれ好きなように楽しむのが一番です。

もしキャンプが好きなのになぜか辛い、当日に億劫になるという人がいれば、キャンプでは○○しなければならない、といった固定観念を捨ててみるのもおすすめです。

自分の目的の場合なら食事は付近の飲食店を利用し、テントを張らずに就寝時は車中泊しても別に良いわけですしね。なんならデイキャンプでもそれなりに楽しめます。

一般的にはキャンプブームが去り、以前に比べれば空いているキャンプ場も多く、せっかくの機会に楽しまないと損です!

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ナオ
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FIREしたい系アラフォー
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