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愛用品紹介 パタゴニア キャプリーン クール デイリー フーディ

sachikotan

自分が主に暖かい時期の登山で愛用している、パタゴニアのベースレイヤー、キャプリーン クール デイリー フーディを紹介します。

キャプリーン クール デイリー フーディについて

キャプリーンはパタゴニアの定番ベースレイヤーシリーズで、用途や使用時期に応じて様々なモデルがあります。

その中でも汎用性が高く、登山から日常まで使えるのがクールデイリーで、さらにその中で長袖、フード付きのモデルがクールデイリーフーディとなります。

メンズ、レディースモデル両方あり、それぞれXS~XLまでの5サイズ展開。生地はポリエステル100%の薄手で伸縮性が高く、重量は約179gとそれなりに軽量です。

ファスナーなどが無い分縫製箇所も少なく、吸湿発散性加工、防臭加工済みの高機能ウェアです。

発売当初のメンズモデルはブルーグレー、グレーの2色展開でしたが、現在はそれらを含めた計5色展開になっています。いつのまに…。

自分は以前グレーを愛用していましたが、今年ブルーグレーに買い替えました。

どの色も2種類の糸を使用したまだら模様になっているのが特徴で、首裏の表記はプリント、引っ掛けて吊るせるようにループも付いています。

気に入っている点

薄くて肌さわりが良い

つるつるした表面で肌触りが良く、着ていて気持ちが良いです。

薄くて吸湿発散性加工もあるため、汗でびっしょりになっても、休憩時はもちろん、緩めの下りを歩いている間にも乾いてきます。(気温にもよりますが)

ロングスリーブとフードが便利

公式HPにUVカットに関する記載が無いため詳細は不明ですが、これを着て頻繁に夏登山に行っていても、露出していない上半身は日焼けしていないため、UVカット効果はそれなりにあると思います。

ロングスリーブとフードが日差し避け、虫避けになり、快晴の高所の夏山では半袖Tシャツより涼しく感じるくらいです。

フロントジッパーが無いため開閉による換気はできませんが、そもそも通気性が良く日差し避けにもなるため、実際に着てみるとそこまで気になりません。

むしろ開閉するかどうかの判断が必要無くなり、日焼け止めを塗る箇所も減るため、自分にとっては結果的にメリットになっています。

テント泊登山の際にはフードを被って寝ることで、汚れた髪、皮膚を寝具類に触れさせず就寝できるのも便利です。

薄いわりに耐久性が高い

表面がつるつるしているため引っかかりも少なく、長く使っても毛玉、ほつれなどほとんどありません。

登山者の少ない県境の山を登った際、こちらを着て藪漕ぎをしたこともありますが、薄いわりにわずかな損傷も無く、これまで着た薄手ベースレイヤーの中でも耐久性は高いと感じます。

気を遣わずラフに着れるというのは、自分にとって大切な要素です。

ロゴの主張が控えめ

パタゴニア製品によくある胸のロゴは別にあっても構わない派ですが、こちらは胸では無く裾下にさりげなく付いています。主張が控えめで良い感じですね。

パンツの膝部分のロゴもこれを見習ってほしいです!笑

他のアウトドアブランドのベースレイヤーより安価

以前より値上がりはしていますが、それでも定価8,800円(税込)。

高く感じる人もいるかもしれませんが、モンベル以外のアウトドアメーカーで似た形状のベースレイヤーを買おうとすると、定価10,000円~15,000円程度になることがほとんどです。

フリースのR1については高いと感じる自分ですが、キャプリーンは他メーカーのベースレイヤーに比べて相対的に安価だと感じます。

長く使えて汎用性も高く、価格以上の価値はあると思っています。

気になる点

タグが長い

首裏の表記はプリントですが、下側裏には長めのタグが付いています。

切り取り線もあり、自分で切ってくださいということなんでしょうね。意外にも着用していると気にならないためそのままにしていますが、気になり次第切ります!

防臭加工はそれなり

以前保有していたものはハイキュ・ピュアという防臭加工だった気がしますが、今年のモデルはハイキュ・ミント防臭加工になっています。詳細は不明ですが、さらに防臭性は上がっているのかもしれません。

ただし、あくまで消臭ではなく防臭で、ウールほどの防臭性もありません。さすがに汗を書いたま数日着続けると臭います笑。

とはいえ防臭効果があることは確かで、日帰り登山後に温泉に入らず帰宅するぐらいでは、着続けたままでも特に気になりません。※あくまで個人の感想です。

テント泊登山では水場のある場所も多く、途中水洗いして乾かせるタイミングはどこかでありますし、自分はウールではなく化繊のベースレイヤー派です。性格的にもウールは使用、洗濯、保管全てに気を遣いそうで…笑。

化繊とウールのハイブリッド素材のベースレイヤーは少し気になっており、パタゴニアにもクールメリノというモデルがあるため、気が向いたら試してみるかもしれません。

袖が長め

ゆったり着たくてMサイズを選んでいることもありますが、袖丈が長めでトレッキングポールのストラップに干渉してしまうため、行動中は腕まくりをして着用することがほとんどです。

これは個人の体型にもよりますし、袖丈が長い分手の甲まで覆えるメリットもあり、そもそも腕まくりが自分の習慣になっているところもあります。

モノトーンカラーの展開が少ない

今年からカラー展開は増えていますが、それでもブラック、ホワイトなどの定番モノトーンカラーはありません。使用時期、用途的に、太陽光の吸収やUVカット効果なども考慮しての結果かもしれませんが。

比較検討していたノースフェイスのフラッシュドライ3D、アークテリクスのコーマックフーディなどでも同様の傾向は見られます。

自分は服の色を選ぶのが面倒くさいため、日常、アウトドア両方でトップスは原則ブラック固定にしていますが、こちらのブルーグレーは気に入ったため例外とします笑。

自分の使用用途

主に春~秋の登山で着用しており、天気や風の状況にもよりますが、日中の気温20℃以上を目安にミレーのドライナミックメッシュと合わせて着用しています。

行動中強風かつ気温が下がった際も、上に同じパタゴニアのフーディニジャケットを羽織ることでほぼ対応可能です。

気に入っているため2着保有しており、普段の日帰り登山では洗濯して交互に、テント泊登山では行動用、テント場滞在用で2着とも持っていきます。

わざわざ畳んだりせず、フードに入れて丸めて収納していますがシワにはなりません。

まとめ

普段着含め半袖Tシャツを持たない自分は、真夏の低山でも決まってクール デイリー フーディを着ています。

そうすることで服を選ぶ手間が減り、思考や所有物もすっきりさせることができます。

体感温度には個人差があり、特にベースレイヤー、その下のドライレイヤーは人によって合う、合わないも大きく変わります。

アウトドアメーカーの製品はメルカリなどでそれなりの価格で売れるため、実際に着て試しながら、自分にとってのベストを決めていくのも良いと思います。

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ナオ
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FIREしたい系アラフォー
道中を楽しみながらFIREを目指しており、日々の生活、考え、趣味などを発信します。→詳細はプロフィールから
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