船形山(2025年10月)
宮城県と山形県にまたがる日本百名山の一座、船形山に登りました。
※宮城県側では船形山、山形県側では御所山と呼ばれています。
登山前
YAMAPで他の方のレポを見ていると、栗駒山に並んで紅葉が良い感じ!
しかし、週末以降は悪天候が続く予報で、このままでは紅葉を見逃してしまうのではないかと思い、比較的予報がマシだった平日に登りました。(てんくらでは天気曇り、見晴らしとても良い)
登山決定したのは当日の朝で、やや遅めに自宅を出発。
船形山は宮城県側の旗坂キャンプ場にある升沢コース登山口から登るのが主流で、これまで自分もこちらからしか登ったことがありませんでしたが、今回はレポで見かけた大滝野営場の方から登ってみることに。
未登頂だった前船形山に立ち寄るのにも、大滝野営場からの方が近いですしね。

大和町から向かい、旗坂キャンプ場の少し手前、右手にある林道に入っていきます。


砂利敷きで幅員の広い箇所もあり、林道としては走りやすい部類だと思います。

ただ、凹凸、段差もそれなりにあり、車高が低い車は下を擦ると思うので非推奨。ジムニーでは2WDのままで問題無く走れました。

20~30分程度走ると大滝野営場への舗装道路の坂が現れます。Googleマップだと色麻大滝の近くで、ここからの舗装道路はマップに表示されません。
ちなみに林道をそのまま進むと色麻町の方に出るようです。

舗装道路を登り大滝野営場に到着。
その名の通り、かなりワイルドなキャンプ場…!この先に広めの駐車場と登山口があり、そこから登ります。
登山内容

11:30 大滝野営場の登山口より登山開始。

かなりの僻地だと思いますが、登山道はしっかりと刈払いされています。圧倒的感謝…!

途中展望所の表記がありますが、展望はほとんどありません…。

12:01 前船形山への分岐に到着。
この後はさらに雲が増える予報のため、まずは船形山の山頂を目指します。

登りにはロープあり。

空が見え、山頂付近まで岩多めの登りが続きます。

山頂付近の稜線に到着。予報通りではありますが、雲が多い!

12:24 船形山の山頂に到着。
登山開始から1時間弱、主流の升沢コース登山口に比べてかなりの短時間で登れます。


雲は多いもののガスは無く、紅葉は楽しむことができて一安心。

山頂小屋。
天気が良ければ小屋泊したかったですが、翌日も予報がイマイチで日帰りにしました。

山頂小屋の先にはさらに鮮やかな紅葉が広がっており、歩いているだけで楽しいです。


こちら側から山頂小屋を眺める景色が、個人的ベストアングル!




栗駒山に比べて人が圧倒的に少なく、この日出会った登山者は1組のみ。
風もほとんど無く、静寂の紅葉を楽しむことができました!

昼食を取りつつ紅葉を満喫した後は、分岐まで下って前船形山へ。

草木多めで、やや道の分かりにくい箇所もあり。

YAMAP地図で登山道が破線になるあたりから、藪漕ぎ用ウェアを着用。


山頂手前は藪に加えて木も多く、中々ハードです…。


14:02 前船形山の山頂に到着。
登山道を見失い無理矢理登り、三角点は見つけられませんでした笑。
15:12 大滝野営場の駐車場に戻って登山終了。
下山後
色麻町の方に抜けて帰宅しようかとも思いましたが、時間も掛かりそうで、結局来た道を戻って帰宅。
栗駒山や蔵王に比べると近く、退勤ラッシュの前には帰宅することができました。
まとめ
紅葉の船形山は初でしたが、栗駒山に比べて圧倒的に人が少なく、ゆっくり紅葉を楽しむことができておすすめです。
自分は毎年この時期に登りたいと思いました!
大滝野営場まではジムニーなら問題無く辿り着けましたが、林道は常に対向車に気を付けなければならず、久々に走ると楽しかったですが疲れました笑。
※ジムニーを購入した直後、林道を見かけるたびに立ち寄っていた時期がありました。
前船形山については、ピークハント目的で無ければおすすめしません…笑。