FIRE、定年退職後の趣味に登山がおすすめの理由

自分は登山を趣味にしていますが、時間ができて登る回数が増え、改めてFIRE、定年退職後と相性の良い趣味だと思うようになりました。
今回は自分がそう思う理由を書いていきます。
健康維持に繋がる
医療が発達する一方、不健康になる食料、習慣が蔓延してしまっている現代において、健康という資産の価値は相対的に上がっています。
しかしながら、歳を重ねるにつれ体力、筋肉はどうしても落ちていき、健康を維持するためには運動、筋トレなどが必須と言えます。
そのため、有酸素運動、下半身の筋トレを兼ねた強度の高い全身運動である登山は健康維持に最適です。
室内で筋トレしたり住宅地を散歩するより、360°大自然の中を歩いた方が気分も良いですしね。
天気を選んで登れる
登山は天候に大きく左右され、景観が悪く、事故のリスクも増える悪天候での登山は基本的におすすめしません。
ウェアの性能を試したり、経験を積むという意味ではメリットもあるかもしれませんが…。
自分も登山に行く機会が増えて気付いたのですが、ある程度標高の高い山になると、雲の少ない快晴日は思っていた以上に少なく、月に数日程度です。
休日の限られている社会人だと、休日と山の快晴日が重なるタイミングはさらに少なくなり、天候が微妙な日でも登らざるを得ません。
時間に余裕のあるFIRE、定年退職後は、貴重な快晴日を選んで登山に行きやすくなるため、天候に左右される登山は相性が良い趣味と言えます。
雲の多い景色というのもまた違った魅力はありますが、それも含めて選ぶことができるというのが重要です。
人の少ない平日に登れる
日本百名山などの知名度、人気のある山は週末混み合うことが多く、早朝に着いても駐車場が満車、登山道、山頂が人で溢れている、なんてことも割とあります。
上記天候と重なるところはありますが、時間に余裕のあるFIRE、定年退職後は曜日も選んで登ることができます。
自然、景観をゆっくり楽しみたい場合は平日、熊と遭遇した事例のある山は人の多い週末に登るというように、やはり日を選べるメリットは大きいです。
ミニマリズムの精神が宿る
登山をしている間は荷物を自分で背負い続ける必要があるため、必然的に無駄な物が減り、荷物が最適化されていきます。
道具一つ一つにつき、使う場面、頻度、効果、重量などを総合的に考慮して持っていくかを決める…、これは家計管理、株式投資、人生観など様々な分野に通じるミニマリズムの思考です。
人生観については人それぞれ価値観は異なり正解はありませんが、少なくとも家計管理、株式投資においてはメリットしかないと思います。
特に支出の最適化、固定費の削減などはやっていることが登山の道具選びと一緒で、FIRE達成や老後の年金生活を豊かにするためには欠かせないことです。
登山には時間が掛かる
地元の里山だけでなく色々な山を登るようになると、登山自体の時間に加え、往復の移動時間も大きくなってきます。
週5日フルタイムで働く社会人は、休日を時間の掛かる登山に充てるのが億劫になってしまうこともあると思います。
自分も昨年は月~金曜まで朝から夜遅くまで仕事、それでも終わらず土日も自宅で…という生活になってしまい、そもそも登山に行くという選択肢すら無くなってしまいました。
FIRE、定年退職後は時間的にも余裕ができるため、登山に行きやすくなると思います。
高速道路を利用せずにお金の掛からない下道を利用、前日前乗りして車中泊などの選択肢も取りやすくなるはずです。
まとめ
自分の現在の趣味はどれもFIRE、定年退職後と相性が良いと思っていますが、登山は健康にも繋がり特におすすめです。
また、平日に登っていると高齢の登山者の夫婦、集団を割と見かけます。
定年退職して時間が出来た後に、同じ趣味を持つパートナー、仲間と一緒に人生を楽しむ、とても豊かで羨ましい生き方だと思えますね。