【日本百名山】至仏山(2025年9月)
9月末の北関東遠征、2日目は群馬県にある日本百名山の一座、至仏山に登りました。
登山前
至仏山は尾瀬国立公園内にあり、主要登山口のある鳩待峠はマイカー規制中で、戸倉にある尾瀬駐車場からバスor乗合タクシーを利用します。
前日登った武尊山の麓、片品村から戸倉駐車場までは車で30分程度と近く、そこまで早起きをせず(できず)、コンビニで朝食を取った後に向かいました。
この日は土曜日ということで戸倉駐車場は混み合っており、第1駐車場は満車で第2駐車場に駐車。第2駐車場もかなりの混み具合でした。

第2駐車場にもトイレ、チケットの販売所、発着所があります。駐車場1台1,000円、バス、タクシー共用チケット片道1,300円。
乗合タクシーの方を利用しましたが、満員になり次第出発し、それなりの台数も走っており、バスの時刻表は気にしなくても問題ありませんでした。
登山内容

9:59 鳩待峠登山口より登山開始。

登山口にはカフェ、ショップなどあり、帰りのチケットもこの建物で購入します。
ここから西に向かう登山道が至仏山までの最短ルートですが、せっかくの尾瀬、北に進み尾瀬ヶ原の湿原を満喫した後に登ることにしました。



北側ルートは木道が整備されており、登りはほとんど無くハイキングといった感じ。子供連れの方々もたくさんいました。

付近には川が流れています。

10:38 山の鼻小屋に到着。

他にも至仏山荘、尾瀬ロッジなどいくつか小屋があり、キャンプ場も併設しています。
キャンプ場は熊が出て営業停止中と聞いていた気がしますが、この時は解除され利用可能になっていました。

小屋から尾瀬ヶ原の方に進みます。


尾瀬名物の広大な湿原!本州では最大とのことです。
奥には東北最高峰、燧ヶ岳が良く見えます。

水面に映る逆さ燧!

11:14 牛首分岐に到着。
ベンチがあり休憩スポットになっています。自分も燧ヶ岳を見ながら休憩。
この先もまだまだ湿原は広がっていますが、今回はここで引き返します。


戻る際にはこれから登る至仏山が良く見えます。

11:49 小屋からゲート内に入り、至仏山への登山開始。



こちらの登山道は登り専用ルートになっています。


狭い道が多く、早池峰山と同じく蛇紋岩という滑りやすい岩もあり、それが登り専用ルートになっている理由でしょうか。


中腹からは景観の良い道が続きます。



岩場の登りで、途中には休憩スペースもあり。
そこそこ急な登りが続きますが、振り返ると燧ヶ岳と尾瀬ヶ原が一望でき、そこまで苦にはなりません。



空を目指しているような感覚で登れます。



山頂まであと少し!

13:10 至仏山の山頂に到着。


山頂からは尾瀬を一望できます。
標識付近は混み合っており、写真を撮るまで端で休憩していました笑。


その後は稜線を歩いて小至仏山に向かいます。



この稜線がまた良い!
高山植物には紅葉の気配があり、最高の景色を見ながら歩けます。

振り返ってみる至仏山も良い!

13:47 小至仏山の山頂に到着。


山頂は狭いですが、変わらずの絶景!

その後は鳩待峠方面に下山。高山植物が鮮やかです。



途中にはオヤマ沢田代という湿原もあります。




14:54 鳩待峠駐車場に戻って登山終了。
駐車場上の建物でチケットを買い忘れて戻りました笑。
下山後
乗合タクシーで戸倉第2駐車場に戻った後は以前の遠征でも利用したほっこりの湯(入浴料大人650円 割引ありで600円)で入浴。
立地と料金的に結局ここに落ち着きます。
入浴後は付近の中華屋で夕食。中華丼と餃子!このあたりは個人店の中華屋がいくつかあり、今回で全て訪問済みになりました。
翌日は予報の良さそうな巻機山、越後駒ヶ岳のどちらかに登る予定で、新潟県南魚沼市の方に移動、車中泊して本日終了。
まとめ
広大な湿原と絶景の山、両方を満喫することができました!
この記事を書いている前日には燧ヶ岳の方にも登り、そちらも今後記事にします。
最後に、鳩待峠で帰りのチケットを買う際、券売機が1台しか無く午後の時間は混み合うため、訪れた際は登る前に買っておくのがおすすめです!