【日本百名山】剱岳・立山 2泊3日テント泊登山|剱岳編(2026年8月)
お盆休み期間に友人と2人で、富山県の剱岳、立山に登ってきました。
2泊3日のテント泊縦走で、
- 1日目…立山駅→室堂→剱沢キャンプ場
- 2日目…剱沢キャンプ場→剱岳山頂→剱沢キャンプ場
- 3日目…剱沢キャンプ場→立山方面縦走→室堂→立山駅
という流れです。
※写真が多くなり過ぎたので2記事に分けています。
登山前
予定日付近の天気予報が悪く、WEBきっぷの予約を引き延ばしていたところどんどん売切れていき、最終的には友人になんとか取ってもらいました笑。
※立山駅→室堂はケーブルカーとバスの乗り継ぎで行きますが、大型連休中はセットになったWEBきっぷ(往復大人7,380円)の販売があり、待ち時間が少なくスムーズに移動できるのでこちらがおすすめです。
8/7㈮に車で立山駅に向かい、20:00頃に到着して友人と合流。←予定より2時間遅刻
天気予報が悪いせいか、駐車場は思ったよりは空いていました。駐車料金無料は嬉しい!
自宅で作ってきた夕食を食べた後はそのまま車中泊。
標高が高めとはいえさすがに暑く、窓を開けて寝たところ数か所蚊に刺されていました…笑。キャンプでもあれば使うし、網戸キットの導入が必要ですね。
1日目|立山駅→室堂→剱沢キャンプ場
立山駅6:40発のケーブルカーに乗車。



ケーブルカーで美女平まで移動、そこからバスに乗り換えて、8:00過ぎに立山観光の拠点、室堂に到着。


思っていたよりは天気が良い!まずは雷鳥沢方面に向かって歩きます。




池やら火山地形やら、最初の方から見どころがたくさん!


8:42 雷鳥荘に到着。
休憩用のベンチもあり、雷鳥沢キャンプ場も見えます。


9:04 雷鳥沢キャンプ場に到着。
360°絶景!ここに来るのが長年の目標で、1泊したいところでしたが、今回はさらに奥の剱沢キャンプ場を目指すので素通り…!


奥の渓流を渡った後はしばらく登りが続き、ここが初日の頑張りどころです。


10:43 剱御前小舎に到着。
ガスが多く展望はありませんが、当初雨予報だったので降らずにいるだけでありがたい…。


ここから剱沢キャンプ場までは下りで、転ばないようにだけ気を付けて進みます。


11:30 剱沢キャンプ場に到着。
受付を済ませてまずはテント設営。比較的空いており、場所決めには困りませんでした。このご時世で1泊1人1,000円は良心的!

トイレ、水場は2箇所ずつあり、水が豊富で困ることはなさそうです。

設営が終わるころ雨が降り始め、友人と一緒に自分のテント内で昼食。
今回の食事はモンベルのリゾッタがメインで、味比べも兼ねて各種持ってきましたが、最も高タンパクなガパオリゾッタを先行投入。普通に美味しいし、これでタンパク質15.3gは非常に優秀です。


食後時間が経つと雨が上がったので、少し先の剱沢小屋まで散策。こちらには売店もあります。

ガスも晴れ、明日登る剱岳も良く見えます。凄い迫力…。

戻ってからは日が暮れる前にテント外で夕食。
自分の食事は毎回リゾッタ+不足分のタンパク質といった感じで、何の写真映えも無く、載せるのはこれで最後にします笑。
翌日の早起きのため食後は早めに就寝しますが、夜はかなりの強風、雷雨!
標高2,500mでの雷は人生初体験で、音の衝撃がハンパ無く、雷平気な自分でも恐怖を感じるほど。
出発直前でビビィからダブルウォールテントに変えて本当に良かった…!
深夜1:00頃に目が覚めた頃には雨は上がっていましたが、外に出ると倒壊してるワンポールテントも見かけました…。
2日目|剱沢キャンプ場→剱岳山頂→剱沢キャンプ場
朝食後テントなど残したまま、必要な荷物だけを持って5:00過ぎに出発。
3:00頃から出発する人がチラホラ出てきますが、暗いうちは危なそうで自分たちは日の入り後にしました。午前中曇り、午後雨予報ということで雨が降る前には戻ってきたいところ。


剱沢小屋通過後の雪のトラバース出現にビビりますが、踏み固まっており問題無く歩けました。

5:30 剣山荘に到着。


この辺りから岩場の斜面が増え、ヘルメットを着用します。
※他で散々情報がある通り剱岳はヘルメット着用推奨で、今回は持参しましたが剣山荘でレンタルも可能なようです。

5:48 一服剱の山頂に到着。


一旦下りも入りつつ、次は前剱を目指します。





登りが続きますが振り返ると絶景で、昨日泊まった剱沢キャンプ場もよく見えます。

6:26 前剱の山頂に到着。
ここまでは予想より雲が少なく、景観を楽しめて良い感じです。


剱岳山頂付近はガスが多いですが、休憩中に晴れて山頂が見えると気持ちも高まります!

先を進むと足場板と高度感のある鎖場が現れ、ついに来たか…と思ったら、特に固有名称も無い場所でした笑。
初っ端は怖いけどすぐに通過できます。




鎖場が増え、登山者の並びが出てきます。

ちょうど山岳レースのTJARが開催されており、このあたりでトップ選手とすれ違いました。色々とハンパ無い…!

7:32 カニのタテバイに到着。

ここが登りルート一番の難所で、かなり渋滞しています。

かなりの高度感…!登っているときより渋滞で待っている間の方が怖い笑。
垂直に近い岩壁で脚を高く上げて登る必要があり、テクニック云々より足の筋力が重要でした。


タテバイの後は特に危険な箇所も無く、転ばないようにだけ気を付けて登ります。

8:10 剱岳の山頂に到着。





素晴らしい絶景!昨年から友人と計画していたこともあり、登頂時の達成感は過去一でした。
休憩が終わる頃にはガスで景観が無くなり、本当に良いタイミングで登れました。


その後ガスの中下山し、下山ルート最大の難所、カニのヨコバイに到着。本日最大の渋滞です。

岩壁を横歩きしている最中はさすがに撮影できませんでしたが、落ちたら終わりの狭いい足場。タテバイ以上の恐怖でした…!





その後も垂直ハシゴ、鎖場などありますが、さすがにヨコバイほどではありません。




危険箇所を終える頃には再びガスが晴れ、剱沢キャンプ場方面を見下ろしながらの下山。

11:52 剱沢キャンプ場に帰還。
家に戻ったかのような安心感!
昼食を食べ、本日はここでもう1泊して明日立山方面を縦走して下山することに決めました。
雨も降らずにキャンプ場でのんびり過ごすことができ、これもまた贅沢な過ごし方ですね。
3日目|剱沢キャンプ場→剱御前小舎



天気予報が良い方向に外れ、3日は朝から快晴!
感動のあまり、散歩してリゾッタ食べながらのんびりしてたら出発時間を過ぎていました笑。

5:30過ぎに立山方面に向かって出発。
テント場の少し上からは剱岳の山肌が良く見えます。


6:14 初日に通過した剱御前小舎に到着。
この地点の標高は2,760mほどですが、完全に雲の上の世界!雲海を見下ろせ、本日登る立山方面も良く見えます。
折角の雲の上の快晴、立山方面の前に剱御前に寄り道します。


6:23 剱御前山の山頂に到着。
この時点で既に絶景!写真撮影しながらしばらく滞在します。



7:03 奥にある剱越前の山頂に到着。


かの有名な早月尾根も良く見えます。
剱越前小屋から短時間で登れて絶景を楽しめるので、ここまで来た際は立ち寄るのがおすすめです。
その後は剱越前小屋へ戻り、立山方面へ向かいました。
まとめ
天気予報が悪く、剱岳アタック時に雨が降ってなければ良いぐらいでしたが、3日目は運良く快晴に恵まれました。
標高3,000mクラスになると、数日前の天気予報があてになりませんね…。
剱岳の道中については、鎖場は沢山ありますが、原則鎖無しで登れるようになっています。特別なテクニックも必要無く、脚を高く上げて登れる筋力、体力の方が重要といった感じでした。
強いて言うなら、両手、両足の4点のうち常に3点を地面や岩に固定し、残りの1点だけを動かす3点支持は必ず行った方が良いと思います。
カニのタテバイ、ヨコバイは高度感があり、特にヨコバイはかなりの恐怖で、さすがに鎖を掴まないと怖かったですが…。
今回は色々実験的に持ってきた荷物もあり、水、食料合わせてザック重量11.5㎏ほどでしたが、筋トレのおかげか肩が痛くなることはありませんでした。
これまではテント泊登山の度に肩が痛くなっており、やはり大切なのはフィジカルで、山に持っていける最大のギアは筋肉…!
途中すれ違ったTJARの選手の方々を見て、より確信しました!