馬の背と第146震洋隊基地跡に行ってきました

膝の炎症で登山を2週間休んでいましたが、徐々に良くなってきたためキャンプついでに松島近辺のちょっとした観光スポットを歩いてきました。
馬の背
住所は利府町赤沼櫃ケ沢ですが、実質松島のようなものです。
有名な観光スポットになっている松島海岸駅からは離れていますが、国道45号線から少し入ったところにあり、車があれば松島観光のついでに寄ることができます。

陸前浜田駅付近の国道45号線の交差点を曲がって進むと駐車場があります。




駐車場から5分程度歩くと馬の背に到着。細長い天然の桟橋となっています。
道は細く手すり、ロープなどもありませんがそこまでの高さは無く、側面も若干の斜面になっており万が一落ちても登ってこれると思います。

さらに進んで馬の背先端へ。良い景色です。

隣には子馬と呼ばれる馬の背と似た形状の場所も見え、そちらも回って行くことができます。

子馬先端。

子馬から見る馬の背。
こちらも駐車場からは5分程度で着くため、馬の背に来た際はついでに来るのがおすすめです。

子馬の奥にも道がありましたが、少し進むと馬の背が可愛く見えるほどのストロングスタイルな橋があり、渡らずに引き返しました笑。
第146震洋隊基地跡
こちらは東松島市の宮戸島北東に位置する、太平洋戦争末期に設置された特攻兵器「震洋」の基地跡です。最終的にこちらの基地からは出撃することはなかったようですが、情報が少なく定かではありません。
宮戸島はドライブや低山ピークハントで何度か訪れていましたが、たまたまネットの記事で見かけるまでこの場所の存在を知りませんでした。

この先トンネルがあり小さな車はギリギリ通れるようですが、念のため手前の潜ヶ浦漁港に駐車して歩きます。

トンネル前に到着。事前情報通りの小ささです。中は照明が無く暗いため、スマホのライトで照らしながら進みました。

トンネルを抜けた後の道路途中にはいくつか洞穴があります。震洋の格納庫だったのかもしれません。

そのまま数分進むと旧基地跡の海岸へ到着。



海中へと続く鋼鉄製レールが残っています。


虫の声と波の音だけが聴こえる、何とも言えない不思議な雰囲気です。
周囲には照明も無く、夜は星と海がキレイに見えそうですが、夜にあのトンネルを通るのは怖い…。
まとめ
今回は上記2箇所を歩きましたが、平日でも自分の他に何組かいました。特に馬の背の方は付近に宿泊施設もあり、週末、連休はそれなりに混むのかもしれません。
どちらも30分~1時間程度でゆっくり見て回れると思うため、松島観光に来たついでに立ち寄ってみるのはおすすめです。
時間が出来て東北を巡ろうかとも思っていましたが、まだまだ県内でも行く場所がたくさん残っていそうです。